トプカプ宮殿は、マルマラ海を眼前に、ボスポラス海峡をも望む小高い丘の上に建てられている。 15世紀半ばから20世紀初頭にかけて、強大な権力をもっていたオスマン朝の支配者の居城として建設された。 3方を海に囲まれた丘の端に建ち、かってここに大砲が設置されていたことからトプ（大砲）カプ（門） サライ（宮殿）と呼ばれた。 70万㎡という広大な宮殿は、それ自体一つの町となっており、ウイーン付近から黒海、アラビア半島、 果ては北アフリカまで支配したオスマン朝の中心地として栄えた。 敷地内には議会やスタルタンの居室はもとより、側室の女性たちの部屋も備えたハレムもある。 宝物館には86カラットのダイヤモンド、世界最大のエメラルド、トプカプの短剣などの秘宝に吃驚、 撮影禁止のため感動をお伝え出来ないのが残念です。 ハレム内部のイズニックタイル装飾を中心としたスライドショーをお楽しみいただければ幸いです。 (2012.07.25 dora記) |
